🌧️ 立ち止まる時間も、学びのうち
今日は雨。
気温もぐっと下がって、秋の匂いがしてきました。
実は少し前に、足を痛めてしまいました。
骨折とか、血が出るような怪我ではないんですが、
神経や筋肉のバランスの問題で、
長時間の立ち仕事や10キロ以上のランニングは
しばらく控えた方がいいとのこと。
「走れない」というほどではないけれど、
楽しみにしていたハーフマラソンの出場は、
今回は見送ることにしました。
正直、ちょっと悔しかったです。
でも、立ち止まってみると見えてくることもありました。

🎨 教室更新期に込めている想い
ちっちの教室では、
毎年9月〜10月に更新手続きをしています。
初年度の方は「早いですね!」と驚かれることもありますが、
これには理由があります。
4月スタートから半年がたつ9月・10月のタイミングで、
今いる生徒さんたちをしっかり見つめ直し、
これまでの半年を個人や保護者の方と一緒に振り返ります。
それぞれの個性やペースに合わせて、
残りの半年をどんな時間にしていくかを考える。
そのための大切な期間でもあります。
ひとりひとりの特質を丁寧に見て、
その子に合った言葉やサポートをまとめ、
保護者の方にもお伝えしています。
その言葉が、おうちでの会話のヒントになったり、
お子さんの励みになったりする姿を見ると、
「言葉にすること」の大切さをあらためて感じます。

💬 絵を教える、というより「生き方を育てる」
教室で教えているのは、
単に“絵をうまく描くこと”だけではありません。
絵を描くことは、
自分の中の気持ちを“見える形”にする行為。
人間の根っこの部分にある、
とても自然で、力強い行動なんです。
だから、私は作品も大切にしますが、
その子の表情や、言葉をより大切にしています。

🌈 子どもたちの言葉から教わること
最近、生徒のお母さんお父さんたちから聞いた言葉があります。
「ちっちのところは続けたいよね」
「継続しない意味がわからない」
「学校でもうまくいき始めて、
主体的になったのはちっちのところに行ってからじゃない?」
そんな言葉を聞くたびに、
胸の奥がじんわり温かくなります。
教室が、誰かの“心の支え”になっているのなら、
それだけで十分だなと思う瞬間です。

🌱 立ち止まる時間も、きっと意味がある
ここ数ヶ月、正直すこし大変でした😅
大阪の家の売却、アトリエと企業とのジョイントベンチャー、
大学での講義も重なってワタワタしていたところに、今回の足のケガ。
「少し量を減らして、スピードを落とそう」
そんなサインのようにも感じました。
最初は、サボっているような感覚が否めなかったけれど、
「ゆっくり見る」「感じる」「聴く」時間が増えました。
「走れない日」も、ちゃんと前に進んでいる。
そう思えるようになったのは、
このタイミングで届いた「継続します」というたくさんの声のおかげです🥹
9割以上の方が継続のお返事をくださって、(アトリエには単発含め現在70名ほどが所属)
それは大きな自信であり、
同時に「もっと頑張ろう」と思える刺激でした。
本当にありがとうございます。

これからも、
ちっちのアトリエが
“人の中の光を見つけ、育てる場所”でありますように。
雨の一日、
どうかみなさんもあたたかく過ごしてくださいね☕️